たのしみサックス

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MIDI検定1級チャレンジ01-振り返り

2019年の2月、2級合格からもう5年と4か月も経ってる!もう2級の試験のことなんか忘れて当然か。今受けろと言われても絶対無理ですね。

ここで、過去に受けたMIDI検定を振り返ってみようと思います。

過去のMIDI検定を振り返る

MIDI検定とは、電子音楽の事実上の標準規格であるMIDIを理解し活用できる人材育成の為の認定制度」だそうです。人材育成ならその先の働く場がほしいところですが、今のところ趣味以外に役には立っていない気がします。MIDIはもう古い、という方もいるようです。

MIDIよりリアルな音楽を表現することができたら。それが私のゴールです。

詳しい内容はこちらよりご確認ください。

www.midilicense.com

4級(講習+筆記試験)

入門編です。音楽に触れている方なら持っている知識で合格できるような内容だと思います。たいていは講習を受け、その場で検定試験があり4級を取得することができます。

しかし、すぐに試験というのも大人になってものが覚えられなくなるとけっこうキツイもので、ギリギリ合格したような思いが。せめて一日は勉強する時間が欲しかった。

テキスト「ミュージッククリエイター入門」です。

3級(筆記試験)

より踏み込んだ内容でした。令和3年よりオンライン試験となり、さらにテキスト持ち込み可のようです。私の頃はまだ紙の試験で、当然テキストは持ち込めませんからしっかり覚えるしかありません。内容は選択問題ですので、過去問を繰り返し勉強すれば簡単に合格できる内容です。それなのに「94点」だったのが悔しくて。2級の筆記試験はもっと勉強(というか暗記)して絶対満点取ってやろうと思いました。

2級1次(筆記試験)

さらに難しい内容になりますが、とにかく過去問を何度も繰り返し解きました。その周辺の試験に出そうなところも踏み込んで覚えました。大人になっての勉強は覚えるのに苦労しましたが、知りたい内容なので楽しかったです。

試験当日はなんと音楽教室の発表会と被りまして、時間を調整してもらい試験に臨みました。テスト用紙を開くときは手が震えましたね。確実に問題を解いていき、見直しをして、早くに退出させてもらいました。

かなり自信はありました。帰ってから答え合わせをしたところ、満点に間違いないと確信しました。

「100点」!何歳になってもうれしいものですね。

3級、2級のテキストは「ミュージッククリエイターハンドブック」です。

デジタルの世界はどんどん進んでいきますよね。こちらは去年出た改訂版です。私が使っていたのはこの前の緑の文字のテキストでした。

さて、2級1次試験を合格すると2次に進むことができます。

筆記試験は12月上旬頃、そして2次の実技試験は2月中旬頃の約2ヶ月半後とになります。

2級2次(実技)

MIDIの打ち込み実技です。4~8パート程度の小曲を打ち込んでいきます。こちらも過去の楽譜を公式サイトから全てダウンロードし全て打ち込みました。

ドラムからベース、鍵盤、メロディと下から上の順番で打ち込んでいくのですが、どんどん曲が完成していく過程がたまらなく楽しかったです。

本番一ヵ月前に練習曲と呼ばれる4曲の小曲が発表されました。この中の一曲と同じ傾向の楽譜が当日配布されるわけです。

試験は東京と大阪の2か所。全国からどちらかに足を運ぶわけです。ちなみに、今はオンラインらしいですが。私は大阪を選び、名古屋に帰ってこれるのだけどあえて近くのホテルを予約し、缶詰で制作することにしました。ちょっとクリエイター気分

当日は制作に関する説明を受け、それに関する筆記試験を受けてから課題曲が配布されました。

早速ホテルに戻り作業開始、二日間で仕上げていきます。私の年は琴や尺八、和太鼓といった和楽器が入った楽曲でした。その日のうちに入力が終わり、残りの時間は確認に充てました。2、3周確認したと思います。提出書類等も入念にチェックし、余裕を持って郵便局から提出。

こちらも自信がありました。当然結果は、

そして、採点表のこちらをご覧ください。

「完璧」いただきました~!

さて次は1級に挑戦!となるわけですが、私としましてはMIDI入力に関する勉強ができたのでここまでで充分かな、という気持ちもあり、ダラダラと月日が経ってしまったわけです。

でも、目標はMIDIでよりリアルな音を作ることだった。まだそれには到達できていないのです。

とても独学では無理でした。公式より指導者の認定を受けた講師の講習を受講することが合格への近道です

1級の試験とは

作曲家書き下ろしの未発表曲スコア(楽譜)を、自宅など任意の環境で作品に仕上げ成果物を提出して頂き、正確なMIDI編集技能や表現力と共に、音楽を作品に仕上げる音響の知識・音楽性等を評価いたします。

AMEIサイトより

評価は2段階方式になっており、一次審査ではMIDIデータ二次審査ではオーディオで評価されます。提出は一緒にですが、一次審査を通過しなければ二次は採点されません。約10日間(想定制作時間は20時間程度)で仕上げていきます。

試験に臨むなら、まずはこのMIDIデータを制作する過程を思い出さなければ。

2級ほどの細かな設定は必要ないようですが、それでも正確さは必要となります。

1級の過去の課題曲は販売されていて入手することができます。実は第1回から第10回までの課題曲は入手済。そうこうしているうちに、今年度は第16回目のようです。

ここまで振り返り、やはりやるならじっくり納得いくまでやりたいと思ってきました。

決意

今年は見送ることに決めました!

あと1ヶ月半で準備なんて絶対無理だもの。ということは、準備に一年以上もあるではないですか!

今年は絶対準備します。今から始めます。そして、その過程を記事にしていきます!

書いちゃったからにはやらなくてはね