DAWソフトはいまだにXGワークスを愛用している私。これ、WindowsXP時代のもので今はサポートもされていません。でもものすごく簡単で使いやすいのです。
もちろんこれでも技術力があれば1級にチャレンジできるでしょう。しかし、非常に遠回りになることは間違いありません。
前に「MIDI検定3級指導者認定講座(オンライン)」を受けた時、一緒に受けていたマダムが質問していました。「私、XGワークスしか使えないんですが、それでは1級には挑戦できませんか?」と。いや~、私も~~。指導者の方は「できないことはないでしょうけど、難しいと思います」というようなことを答えていたような。ですよね~。XGワークスでは仕上がりに限界があるのでしょう。
今できること
今私にできることは楽譜の打ち込みまでです。MIDI検定2級2次実技は「XGワークス」で制作するのが簡単で確実でした。たまたま愛用していたソフトで使い方などは一通り理解していたため、スムーズに進みました。
1級にチャレンジするためには納得のいく音色でより本物に近い音楽に仕上げる技術が必要となります。
まず仕上げてみたい楽曲
2013年、静岡のある小学校での音楽鑑賞会。そこでの出演者全員(皆プロ奏者)で演奏できる曲を何曲かアレンジさせてもらいました。
そこで、まずは楽譜を作成するのに使っている「Sibelius」というソフトの音色と、YouTubeチャンネルでおなじみ「XGワークス」の音色を比較してみます。
夢をかなえてドラえもん
低学年の皆さんに歌ってもらい、一緒に演奏しました。元気いっぱいの歌声がとても印象的でした。
Sibelius
夢をかなえてドラえもん(Sibelius) - YouTube
XGワークス
Believe
こちらは高学年の皆さんとの共演。低学年の皆さんと違い、しっかりした歌声でこれまた気持ちよく演奏させていただきました。
Sibelius
XGワークス
Sibeliusの動画とXGワークスの音源を組み合わせたものをYouTubeチャンネルで公開しています
音色の比較
Sibeliusに付属する専用音源「Sibelius Sounds」は柔らかい音がしています。特にフルート、弦楽器は本物に近い音に感じます。
一方、XGワークスの音源「S-YXG50」はやはり電子音という感じがしてしまいます。ヤマハのレッスンで使っている「伴奏くんII」はこの音源が元ですが、もう少しいい音になっています。
教材は優秀な技術者さんが作成しているので違和感ないですね
サックスの音に関してはこの元祖「S-YXG50」の音色を気に入って使っています。
なぜかというと、他のサックス音源に比べ、①何年もこの音を聴いていてなじみがある。②ビブラートがそんなにかかっていない。③音の立ち上がりが明確である。などの理由があげられます。もっとリアルな音源ももちろんあります。しかし、あくまでも練習用として一緒に吹くならばこれが一番適しているのではないかと思っています。
ついに重い腰を上げる
新しいことを覚えるのが面倒で敬遠していましたが、いよいよ本格的なDAWソフトを使って編集する技術を身に付ける時がきました。
私が使うソフトはCubaseと決めています。初心者から上級者まで使いやすい(らしい)です。
このCubase、かなり早い段階で購入しているのですが、もう立ち上げるところからわからない。ちょこっとは使ってみましたがほぼ放置している間にアップデートしていき、CubasePro10だったのが、あっという間に13に。12まではアップデートしましたが、本当に宝の持ち腐れです。
ついつい後回しにしていましたが、これを機会に絶対習得します!
購入した音源
音源もいくつか買ってるのですよね。ブラックフライデーなどにかなりお得に買えるという情報を得て、なるべく安いタイミングで購入しました。でも使わないなら高い買い物でしたよね。
SampleTank 4
安売りしてた時に購入。色々な音源が入っている。あんまり覚えていない。
GARRITAN PERSONAL ORCHESTRA 5
オーケストラ音源。使い切ってない。
VIENNA SAXOPHONE 5種類
かなりリアルなサックス音源。特にクラシックのデモ演「グラズノフ四重奏」が感動レベルで購入したものの、全く使いこなせず。
とにかく、しつこいけど宝の持ち腐れ
とりあえず今回は「DTMでクラシック」という昔買って挫折した参考書を軸に進めていきたいと考えていますので、そこで使われている「GARRITAN PERSONAL ORCHESTRA 5」を中心に使っていこうと思っています。
次回はCubaseを久しぶりに起動させるところからスタートです。